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■ブラウンアイ・オートマター / エミール・ジュモー (1842-1899)

ブラウンアイ・オートマター / エミール・ジュモー

エミール・ジュモー (1842-1899)

ビスクドールの黄金期を作り上げたフランスの工房。ビスクとは、素焼きした磁器に彩色してもう一度焼き、人の肌合いに近い質感を出す工法。
1845年、ピエール・ジュモーにより創設されたラ・メゾン・ジュモーは、息子エミールに引き継がれ、多くの作品を生み出した。ピエールは1951年にロンドンで開催された初の万国博覧会で「衣装人形デザイン賞」を受賞した。エミールは経営センスも抜群で、数多くのパテントを取り、人形界に不滅の業績を残した。
オートマタとはオルゴール入りの人形のことである。ジュモーは 1899年まで製造された。