笠間日動美術館:学芸員便り

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■春風萬里荘の黒牛

2009年01月02日

あけましておめでとうございます。
本年は丑年です。

春風萬里荘には木彫の黒牛があり、江戸時代の作といわれています。

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各地の天満宮には必ずあるといわれる牛の置物ですが、みな腹這いのようです。
なんでも、菅原道真公の遺骸を乗せた牛車が急に伏し、そこが大宰府天満宮の本殿となった
言い伝えがあるそうで、菅公と牛との言い伝えにより、「牛」は神使とされているようです。

春風萬里荘のいちばん居心地の良さそうな所に、もう何十年も鎮座している牛君ですが、
春風萬里荘の守り神のような気がします。(KK)

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雄牛です