3月24日(木)三重県立美術館所蔵名品展がオープンしました。
初日には、講師に三重県立美術館 学芸員 田中善明さんをお迎えして講演会「三重県立美術館コレクションについて」が開かれました。
田中さんは、三重県立美術館に17年間勤務されており、絵画修復をご専門とされています。
今回のテーマは、“美術の楽しみ方と三重県立美術館コレクションの魅力について”。
本展出品作品から、浅井忠をはじめ安井曾太郎や梅原龍三郎、児玉幸雄、松本竣介などの作品を取り上げ、技法や絵の具の特徴についてお話いただきました。
市内にある笠間高校の美術科の生徒さん20名にもご参加いただき、皆さんメモを取りながら熱心に聞き入ってらっしゃいました。
また、「開き直りの鑑賞法」という、展覧会を楽しむためのポイントもあげられ、実にユニークなトークに、会場は「ほぉー」と声があがる場面も見られました。
講演会は、5月にも開催します!
5月16日 PM14:00-15:00
講師:笠間日動美術館 副館長(学芸担当)萬木康博
テーマ:『作品にたどる画家と旅の体験』
お楽しみに!!(SR)