笠間日動美術館:学芸員便り

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■「三重県立美術館所蔵名品展」 残すところ、あと二日!

2009年06月12日

ご好評をいただいている「三重県立美術館所蔵名品展」。
本展会場には、明治26年に描かれた浅井忠の「小丹波村」から、昭和50年の小磯良平の作品「四つの西洋人形」まで、日本洋画史を彩る名品の数々が並びます。

ひときわ目をひくのは、1階正面の壁にかかる100号(130x162cm)の大作、児島善三郎の「箱根」と林武の「裸婦」、そして牛島憲之の「貝焼場」。

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来館者は皆一様に、作品の持つ力に圧倒されたと語ります。

また、松本竣介作「駅の裏」は昭和17年に描かれた作品。戦前の東京駅の姿を伝えてくれます。
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会期は残すところ二日となりました。終了後、これらの作品は、遠く三重県までの帰路につきます。
今週末はどうぞ、三重県立美術館の名品鑑賞に、笠間日動美術館までお出かけください。
ホームページの画像や印刷物では伝わらない感動が待っています。(KA)