先週末に来館されたというお客様から嬉しいお便りをいただきました。
手紙の主は東京にお住まいの70代のご夫婦、88歳のジローさんの作品に元気をもらったと結んでありました。以下、掲載のご了解をいただき、一部を紹介させていただきます。
先週末、知人の熱心なすすめをうけ、笠間日動美術館に伺いました。
会場に一足入ると、鮮やかな赤が印象的なフランソワーズ・ジローさんの作品に圧倒されました。フローティング・ペインティングの制作を始められたのは60代になってからとお聞きし、大きな作品なので制作はさぞ大変だったろうと思います。いくつになっても新しいものに挑戦するジローさんを見習いたいものです。
野外彫刻庭園に抜ける企画展示館3階のブリッジからの眺めは素晴らしいの一言でした。渓谷の緑、水の音に感激しました。自然が好きな主人も大満足のようでした。
「花をみつめる心展」では、ダイナミックな花の絵の中で、金山平三さんの絵がひときわ可憐で、記憶に残っております。
奥様はガーデニングがご趣味だそうで、花の展覧会も楽しんでいただけたようです。また館内に点在する彫刻にも目を奪われたとのことでした。
「花を見つめる心展」は23日まで、「花の女 フランソワーズ・ジロー ピカソ マティスとともに」は6月3日まで、庭園の緑も美しい季節です。皆様のご来館をお待ちしております。(KA)