笠間日動美術館での北大路魯山人展開催にあわせ、
春風萬里荘におきまして、書家・川又南岳氏の
魯山人をイメージした書の特別展示をしています。
「枕流」(ちんりゅう)
枕流漱石
流れを枕にして石で漱ぐ
(やや へそ曲がりの意に用いる)
南岳先生なりに魯山人をイメージしているようです。
魯山人が好みそうな・・・「花半開」
咲き誇っているときより、開きかけのときが
美しい、と魯山人も思っていたであろう、
と南岳先生。
「人生出会」
まさにその通りです。
某相撲部屋に贈られるそうです。
先生の掲載された記事などもご覧いただけます。
「四面楚歌」
一時期の魯山人のようでもあります。
「(さきがけ)」
南岳先生の(さきがけ)は鬼ではありません。
魯山人のような人をいうのでしょうか。
みなさんもどうぞ南岳先生の書に接し、
書から魯山人をイメージしてみてください。
まだ紅葉の季節には少々早いようですが、秋の一日を
春風萬里荘でお過ごしになられてはいかがでしょうか。
やわらかな陽の差す縁側は、とてもあたたかです。
苔をみていると、なぜか癒されます。
竹道久先生の「鳥と少女」
森のなかで目を閉じている少女の想いは、鳥がちゃんと
聞いてくれています。
ご来館をお待ちしております。(KK)