笠間日動美術館:学芸員便り

ホーム / 学芸員便り / 北網圏北見文化センター美術館「パレットのある展覧会」

■北網圏北見文化センター美術館「パレットのある展覧会」

2011年07月17日

北網圏北見文化センター美術館で開催中の「パレットのある展覧会ー巨匠たちの素顔と魅力」《7月16日(土)ー8月21日(日)》では、当館のパレット36点が展示されています。

北網圏北見文化センター美術館
住 所 090ー0015 北見市公園町1番地 北見文化センター内
電 話 0157ー23ー6700
U R L   https://business4.plala.or.jp/bunsen21/

画家愛用のパレットには多くの秘密が隠されています。
私たちは普段、出来上がった作品を見ることはあっても、画家の使ったパレットを見ることはほとんどありません。しかし、1枚のパレットの上にしぼられた絵の具やその量、色の配列、盛り方、筆使いの跡などからは、作品からだけはわからない画家の創作過程や試行錯誤の様子がうかがえます。その中には画家が好んで描いたモチーフや、自画像などの絵を描きこんだものもあり、まさに画家の素顔を映し出しています。パレットには、画家それぞれの個性と世界があるのです。
(同展リーフレットから)

この夏休み、北海道にご旅行の皆様、大自然とともに北網圏北見文化センター美術館の「パレットのある展覧会」を是非、お楽しみください。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

7月9日(土)にリニューアルオープンした笠間日動美術館日本館1階では、装いもあらたに約240点のパレットが皆様をお迎えします。こちらへもどうぞお出かけください。(KA)