1月16日(水)よりスタートしたイベント『私が選ぶこの1点』。
まだ1週間もたっていないのですが、すでに多くのお客様にご投票いただいています!!
美術館では数多くの作品をご紹介していますが、
ご来館のお客様がどの作品を気に入られたか、またその理由などは意外やわからないものです。
このイベントでは、お客様にお気に入りの1点をお選びいただくとともに、その“理由”もうかがっています。
少しだけ、そのコメントをご紹介していきたいと思います。
●ペンネーム:となりのバァーチャンさん/茨城県内
お気に入りの1点・・・マルク・シャガール「村の通り(赤い家並)」1937‐40年頃(絵画/フランス館)
お気に入りの理由・・・『赤い家は、暖かく、はずむような声がひびいてくる感じ。
飛んでいる馬車はどこへ行くのでしょう。だれが待っているのでしょう。』
:となりのバァーチャンさんは、シャガールの絵に、なにか物語が始まるような気配を感じたのですね。
●Hさん/茨城県内
お気に入りの1点・・・船越保武「春」(彫刻/野外展示)
お気に入りの理由・・・『すらりとして、さわやかで、いかにも“春”という題にふさわしい。
大変気に入って見とれました。』
:Hさんの心に、一足早い春が訪れたようです。
また、現在開催中の企画展から作品をお選びくださった方もいます。
●ペンネーム:あみさん/茨城県内
お気に入りの1点・・・佐伯祐三「パリ裏街」1927年(絵画/企画展「色彩は語る」より)
お気に入りの理由・・・『佐伯さんのパリを描かれた街並み、色彩が好きです。
あの時代の暗さ、強さ、したたかさを現していると思います。今のパリも好きです。』
●Iさん/茨城県内
お気に入りの1点・・・奥谷博「城址」1971年(絵画/企画展「色彩は語る」より)
お気に入りの理由・・・『冴えざえとした美しく輝く月の光に、青、グリーンがとても幻想的。
時空を超えた不思議な雰囲気をかもしだしていて、心を打たれた。』
:絵画の色彩から「時」を感じるなんて、お二人のご感想に一票差し上げたいです。
さて、みなさんの感想を読んで、「いったいどんな作品なの?」と思ったあなた。
是非ご来館いただき、ご鑑賞ください!
貴方の目には、どううつるでしょうか。
また、あなただけのお気に入りを見つけて投票ください!
お待ちしています。(SR)