笠間日動美術館:学芸員便り

パレット館3階「金山平三・佐竹徳記念室」の展示替えを行いました。

四季の移りを追って、日本国内に旅をした画家
金山平三と佐竹徳の記念室では、3か月ごとに展示替えを行っています。
今回は、春の情景や清流流れる奥入瀬の風景など資料を含む42点を展示しました。

笠間もすでに新緑の季節、当館庭園の広葉樹も芽吹き始めました。
庭園の散策とともにお楽しみください。

企画展示館2階 「日本 華やぎの情景」では、着物の展示替えを行いました。

最右は結城紬に友禅と刺繍を施した希少な訪問着

会場には和服姿のご婦人もちらほら。
前期に引き続き、後期の展示も見応えは十分、是非ご覧ください。

3月18日(土）、春の企画展「絵画と着物で織り成す　日本 華やぎの情景」展がスタートしました。

1月27日「金山平三・佐竹徳記念室」の展示替えを行いました。
金山作品25点、佐竹作品15点及び関連資料を公開しています。

金山平三は4作品を初公開しました。
他にも「雪おろし」「御膳と黒猫」など東北の暮らしに取材した作品が楽しめます。

皆様あけましておめでとうございます。
笠間日動美術館は、新年2日より開館しています。
初詣の人出で、美術館周辺は賑わいを見せています。

さて、金山平三・佐竹徳記念室では現在、多くの金山の雪の風景画がご覧いただけます。