7月30日(土)より夏の企画展「ヨーロッパ風景画紀行/同時開催 世界の児童画」(9月25日まで)がスタートしました。
私たちが日頃あこがれているヨーロッパを、絵画で旅してみませんか?
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フランス館1Fの長谷川仁・林子記念室にて、
「楽しく生きる こどもとどうぶつたち」の展覧会を開催中です。
夏休みの期間に合わせて、私たちにとって身近な存在である
動物や子どもがモチーフとなっている作品を展示しています。
現在、企画展示館では、テレビでもおなじみ田嶋陽子さんの書アートと、音を感じさせる絵画を展示しています。
田嶋さんが美術館で作品を発表するのは初めてのこと。書アートを学んで10年余り、パワフルで繊細なその作品は、1階会場でご覧いただけます。
遊び心も満載の田嶋さんの書アートには、お人柄がうかがえるよう。幾つになっても人生前向き、ファンが多いのもうなづけます。
さて、2階会場の「共鳴する絵画-音-」は2部構成。
第1章の「自然の音と和の調べ」では、日本洋画の草分け高橋由一の「本牧海岸」や山本芳翆の「婦女横笛」、向井潤吉の「小吹雪く日」など明治から昭和洋画壇の巨匠の作品17点を展示しています。
高橋由一「本牧海岸」1877年(第1章)
ラグーザ玉「保津川の渓流」(第1章)
「名前は知ってたけど見たことがない」という方が多いラグーザ玉の作品も出品中。清涼な水音を感じさせる見逃せない1点です。
「金山平三・佐竹徳記念室」の展示替えを行いました。
4 月23日から、金山作品21 点、佐竹作品17点及び関連資料を公開しています。
出品目録ファイルをダウンロード
金山平三から佐竹徳に送られた葉書を初公開しました。
日本各地に取材に出かけた画家らしく、葉書の宛先や投函した場所はさまざまです。
皆様のご来館をお待ちしております。
(KA)
自在置物職人でその名を馳せた、高瀬好山(たかせ・こうざん 1869-1934)
長谷川仁・林子記念室で特別公開をはじめました。
赤銅や銀などで作られた10種の昆虫たち。よくぞここまで作ったと、唸らせる細密さです。
現在では、技術の面からもコストの面からも制作不可能なレベルです。
海外ではとても評価の高い芸術品。国内でも、この揃いはほとんど無いようです。
明治から大正期の職人の粋をぜひご覧ください。