笠間日動美術館:館内のご案内
企画展履歴
輝ける女性像 /同時開催 高橋由一と日本近代洋画
2009年12月5日(土)〜2010年3月26日(金)
この度、笠間日動美術館では、「輝ける女性像」、同時開催「高橋由一と日本近代洋画」展を開催いたします。
女性美は、古くから多くの画家を魅了してきました。その姿は、美術界の変革ともに様々な変化を遂げ、華やかな歴史を刻んできました。本展では、絵画の中の女性たちに焦点をあて、明治より現代にいたる女性像の数々をご紹介いたします。
会場を彩るのは、一世五姓田芳柳、その子義松、青木繁、竹久夢二、岡田三郎助、梅原龍三郎、鴨居玲など、後世に名を残す画家たちの作品です。これに現在活躍中の画家の作品を加え、その変遷をご覧いただきます。また平成21年3月に逝去し女性を描き続けた茨城の画家 栗原喜依子、同年9月に逝去した荻太郎の作品も見所のひとつです。
青木繁「二人の少女」1909年 |
橋本邦助「姉妹」 |
荻太郎「長谷川智恵子像」1974年 |
栗原喜依子「笛を吹く少女」2003年 |
同時開催「高橋由一と日本近代洋画」では、幕末から明治初期、西洋画を取り入れ、日本近代洋画を開拓した高橋由一を中心に、当時日本人洋画家たちの指導者となったチャールズ・ワーグマンや、日本初の美術団体である明治美術会・白馬会より黒田清輝、藤島武二らの作品をご紹介いたします。
見応えのある、2つの展覧会をじっくりとお楽しみください。
高橋由一「驟雨図」1877年頃 |
高橋由一「鮭図」1879-80年 |
高橋由一「品川海晏寺紅葉図」1880年 |
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二世五姓田芳柳 上杉景勝一笑図1890年 |
主 催 | 財団法人 日動美術財団 |
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後 援 | 茨城県/茨城県教育委員会/笠間市/笠間市教育委員会 |
会 期 | 平成21年12月5日(土)〜22年3月26日(金) |
開館時間 | 午前9時30分より午後5時(入館受付は4時30分まで) |
休館日 | 毎週月曜日(但し2010年1月11日、3月22日は開館、1月12日、3月23日、年末年始2009年12月25日〜2010年1月1日は休館) ※1月2日より開館します。 |
会 場 | 笠間日動美術館 企画展示館 |
入館料 | 大人1000円、大学・高校生700円、中学・小学生500円 65歳以上800円(20名以上の団体及び前売り券は各200円割引) |
■講演会
「素顔の巨匠たち」 笠間日動美術館副館長 長谷川智恵子
2009年12月19日(土)午後2時〜3時 会場/企画展示館
■プチコンサート
2010年3月21日(日) 午後2時〜3時 会場/企画展示館
アンサンブル「音の玉手箱」
Vn:宇佐美麗/Cl:小幡谷彩女/Pf:田中典子
アンサンブル「音の玉手箱」は小さなお子さんを持つお母さんが気軽に行けるコンサート作ろうと立ち上げたグループです。親子で楽しめるコンサートをつくば市中心に企画・開催しています。
今回は誰もが一度は耳にしたことがあるクラシックやポピュラーの名曲を、バイオリン、クラリネット、ピアノのトリオで演奏します。
■日本館1F 特別展「未来を紡ぐ」笠間高校美術科教員現況展
2009年12月5日(土)〜2010年3月14日(日)
平成19年に設立された笠間高等学校の美術科。絵画・デザイン・陶芸と幅広い分野で、多くの学生を送り出し、毎年冬には、笠間市内にある茨城県陶芸美術館で「笠間高校美術科卒業制作展」が開催されます。
本展では、卒業制作展にあわせて、未来の美術界を築き上げる芸術家の卵たちの道しるべとなってきた先生方の作品をご紹介いたします。
出品者:
林 和男/永山 秀男/高橋 満/矢部 聡/谷島 直美/関谷 隆志/青木 由佳/松本 安良/小野 三枝子/井上 憲一郎/吉田 功/椎名 治之/郷戸 一行/小嶋 慧/濱田 真江/佐々木泰弘
■笠間市イベント「桃宴」/分館 春風萬里荘も参加します
1月27日(水)〜3月3日(水)まで、ひなまつりイベント「桃宴」(とうえん)が開催されます。芸術の街・笠間のめずらしいお雛祭りをお楽しみ下さい。笠間焼のお店では、陶芸に関するイベントも随時開催しております。
詳しくは、お問い合わせ下さい。