笠間日動美術館:館内のご案内
企画展履歴
招き猫亭コレクション
猫まみれ
ようこそ猫の迷宮へ
Welcome to the Cat Art World
2011年5月14日(土)〜7月18日(月・祝)
小林清親「猫と提灯」1877年 |
古今東西、猫に魅せられ、作品に登場させた画家は少なくありません。幕末の浮世絵師歌川国芳は大の猫好きで一時は8頭の猫と暮らしたと伝えられており、描かれた猫たちは生き生きとした豊かな表情を示しています。また愛猫とともに幾度も写真におさまった藤田嗣治は、猫を描いて多くの傑作を残しました。
この度は、江戸時代末期より現在にいたる日本人作家および海外作家による「猫」をテーマにした作品を「招き猫亭コレクション」を中心にご紹介します。
古くから人に寄り添い暮らしてきた猫。本展は、一番身近な存在でありながらどこか謎めいた生態を持つ彼らから、作家が個々に受けたイメージや双方の関わり合いが感じられるユニークな展覧会です。
「招き猫亭コレクション」が作り出す猫の迷宮をお楽しみください。
竹久夢ニ「黒猫を抱く女」1920年 |
筧本生「猫とギャルソン」2010年 |
遠藤彰子「ねこ」2010年 |
奥谷博「招き猫」1994年 |
落合芳幾「与はなさけ浮世の横ぐし」1860年 |
稲垣考二「親・子・孫」2010年 |
靉嘔「怒」2001年 |
生田宏司「キャットテール」2005年 |
撮影者/井川俊彦(奥谷博、落合芳幾作品) 橘正人(小林清親、靉嘔作品)
※画像の無断転載を禁じます。
主 催 | 笠間日動美術館 |
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後 援 | 茨城県/茨城県教育委員会/笠間市/笠間市教育委員会/NHK水戸放送局/株式会社茨城放送/朝日新聞水戸総局 |
会 期 | 2011年5月14日(土)〜2011年7月18日(月・祝) |
開館時間 | 午前9時30分より午後5時(入館受付は4時30分まで) |
休館日 | 毎週月曜日 (但し7月18日は開館) |
会 場 | 笠間日動美術館 企画展示館 |
入館料 | 大人1000円、大学・高校生700円、中学・小学生500円 65歳以上800円(20名以上の団体及び前売り券は各200円割引) ※春風萬里荘との共通券:大人1,400円、大学・高校生900円、中学・小学生600円、65歳以上1,100円(20名以上の団体は各200円割引) |
■関連イベント
●能の手法で語る「吾輩は猫である」能楽師:安田登氏、槻宅聡氏
日時:2011年7月2日、14:00から1時間程度
会場:企画展示館2階
●学芸員によるギャラリートーク
日時:2011年5月14日(土)、6月11日(土)、7月17日(日)/各日14:00〜
■次回展覧会予告
「水辺にて」(仮題)2011年7月21日(木)〜9月11日(日)