笠間日動美術館:館内のご案内
企画展履歴
カンヴァスの中の巨匠たち Self-Portraits by Painters
2017年5月27日(土)〜7月30日(日)
モイーズ・キスリング 《自画像》 |
古くから画家は自画像を描いてきました。自画像は、画家あるいは彫刻家が自分自身を表現した作品をいい、彫刻の場合はとくに自刻像といいます。
当たり前のことですが私たちは自身の顔を直接見ることはできません。どんな表情なのかは鏡を通して間接的に見るしかないのです。鏡の中の顔を見つめ、心の中で対話しながら描かれた自画像は単なる肖像画ではなく、自ずと精神性が表れたものであるはずです。絵を描く職業ならではの、究極の自己表現が自画像といえましょう。
このたびの展覧会では、笠間日動美術館所蔵の自画像コレクションより約60作家を取り上げ、絵画作品も合わせ展示します。これらの作品に私たちは画家の人格までも垣間見ることができるでしょう。
主な出品作家(50音順)
海外作家:モイーズ・キスリング/マルク・シャガール/パブロ・ピカソほか
国内作家:相笠昌義/入江 観/梅原龍三郎/奥谷 博/鴨居 玲/北川民次/城戸義郎
佐伯祐三/中川一政/林 武/藤田嗣治/宮本三郎/開 光市/安井曾太郎ほか
佐伯祐三 《自画像》 1917年 |
安井曾太郎 《自画像》 1913年 |
城戸義郎 《Self portrait》 2001年 |
鴨居 玲 《自画像(絶筆)》 1985年 |
渡邊榮一 《少年王國》 2011年 |
開 光市 《ジャバラを持つ私》 2008年 |
展覧会名 | カンヴァスの中の巨匠たち |
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会 期 | 2017年5月27日(土)〜 7月30日(日) |
会 場 | 笠間日動美術館 企画展示館 |
主 催 | 公益財団法人 日動美術財団 笠間日動美術館 |
後援予定 | 茨城県/茨城県教育委員会/笠間市/笠間市教育委員会/茨城放送/茨城新聞社/朝日新聞水戸総局/産経新聞水戸支局/東京新聞水戸支局/毎日新聞水戸支局/読売新聞水戸支局/東日本旅客鉄道株式会社水戸支社 |
開館時間 | 午前9時30分より午後5時(入館受付は午後4時30分まで) |
休 館 日 | 毎週月曜日(但し7月17日は開館、18日休館) |
入 館 料 | 大人1000円、65歳以上800円、大学・高校生700円、中学・小学生 無料 (20名以上の団体は各200円割引 障害者手帳をお持ちの方、その同伴者1名は半額割引) ※春風萬里荘との共通券:大人1,400円、大学・高校生900円、中学・小学生 無料、65歳以上1,100円(20名以上の団体は200円割引、障害者手帳をお持ちの方、その同伴者1名は半額割引) |
交通案内 | 【JR利用】 ・常磐線友部駅北口より(9:55/10:50/11:50発)『かさま観光周遊バス』(100円) または市内循環バスで約15分。「日動美術館入口」下車徒歩1分。 ・水戸線笠間駅より徒歩約20分。(日動美術館・春風萬里荘共、但し方向は逆) 『かさま観光周遊バス』またはレンタサイクルの利用が便利です。 【自動車利用】 ・常磐道友部JCT経由、北関東道友部ICより国道355号線経由約6q ・東北道栃木都賀JCT経由、北関東道笠間西ICより国道50号線経由約8q 【高速バス『関東やきものライナー』利用】 ・秋葉原(8:20発)「笠間稲荷神社入口」下車徒歩約10分。 |
■会期中のイベントのご案内
学芸員によるギャラリートーク
日時:6月10日(土)、7月8日(土)、7月23日(日)各日14:00〜(30分程度)
イベントについてのお問い合わせは笠間日動美術館へ
TEL:0296-72-2160 FAX:0296-72-5655
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