笠間日動美術館:館内のご案内

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企画展履歴

絵筆がとらえる真実  レンズでさぐる世界‐絵画と写真  表現の探求‐

2024年1月2日(火)〜3月10日(日)


高橋由一 《鮭図》 1879-80年 
笠間日動美術館蔵(山岡コレクション)
                                               

高橋由一は、西洋画の迫真性を多くの日本人に伝えるために身近な「鮭」というモチーフを選び、鱗の一枚一枚まで写し取るかのように描写しました。現代においても、森本草介や小木曽誠、陶山充らは写実を追求して精密な絵画を生み出しています。由一の没後 130 年にあたり、本展では彼ら写実の画家たちはじめ、アーティストによるオリジナルな表現の探求に着目します。サルバドール・ダリは対象をリアルに捉えながら超現実世界を表し、ポップアートを代表する画家、ロイ・リキテンスタインは漫画の一コマを拡大して印刷インクのドットまで描出しました。また、写真を利用して新たな可能性を模索するアーティスト、ヴィック・ムニーズらの作品とともに、広告写真を中心に活躍している海老原豊、テレビ番組に携わりドローン映像でも注目される小曽納久男らの写真を紹介します。



高橋由一 《丁髷姿の自画像》 1866-67年 
笠間日動美術館蔵(山岡コレクション)

森本草介《微睡の時》 1984年 笠間日動美術館蔵
(2月1日(木)から3月10日(日)まで展示)


陶山充 《ノートルダム大聖堂》 2023年 作家蔵

海老原豊《American Tune》より(写真作品)

小曽納久男《青い狩人 翡翠》より(写真作品)



展覧会名 絵筆がとらえる真実 レンズでさぐる世界‐絵画と写真 表現の探求‐
会 期 2024 年 1 月 2 日(火)〜3 月 10 日(日)
会 場 笠間日動美術館 企画展示館
開館時間 午前9時30分より午後5時(入館受付は午後4時30分まで)
休 館 日 毎週月曜日(但し1月8日、2月12日は開館。翌日休館)
主 催 公益財団法人 日動美術財団 笠間日動美術館
後 援 茨城県/茨城県教育委員会/笠間市/笠間市教育委員会
茨城放送/茨城新聞社/朝日新聞水戸総局/産経新聞水戸支局
東京新聞水戸支局/毎日新聞社水戸支局/読売新聞水戸支局/東日本旅客鉄道株式会社水戸支社
入 館 料 大人1300円、65歳以上1000円、大学・高校生900円、中学生300 円、小学生 無料
(20名以上の団体は各200円割引 障害者手帳をお持ちの方、その同伴者1名は半額割引)
交通案内 【JR利用】
・常磐線友部駅北口より(9:50/10:50/11:50発)『かさま観光周遊バス』(1回の乗車につき100円、1日乗車券300円)
または市内循環バスで約15分。「日動美術館入口」下車徒歩1分。
・水戸線笠間駅より徒歩約20分。(日動美術館・春風萬里荘共、但し方向は逆)
『かさま観光周遊バス』または『レンタサイクル』(普通自転車300円、電動自転車500円)の利用が便利です。
【自動車利用】
・常磐道友部JCT経由、北関東道友部ICより国道355号線経由約6q
・東北道栃木都賀JCT経由、北関東道笠間西ICより国道50号線経由約8q
【高速バス『関東やきものライナー』利用】
・秋葉原駅中央改札口前、東口交通広場 より約 2 時間 「笠間稲荷神社入口」下車徒歩 5 分 片道 1650 円、往復 2900 円


■会期中のイベントのご案内

●同時開催 笠間高等学校メディア芸術科 写真作品展

会期:2024年1月2日(火)から3月10日(日)

会場:企画展示館2階中央展示室
【笠間高校メディア芸術科】 笠間高校メディア芸術科写真専攻の写真作品群を展示いたします。 本学科では人物、日常のスナップやロケーション撮影、植物やマクロ撮影など、さまざまなジャンルの写真表現に日々挑戦しています。写真を通じて、自分が感じていること、関わる地域の情報や世界のこと、人々の思いなどを表現することで、人と人を繋ぐこと、そしてその「場」を活性化することを目指しています。現代を生きる高校生がカメラのレンズ越しに捕らえた「今、この瞬間」をご覧ください。

●ギャラリートーク

1月6日(土)、2月 10 日(土)

各回 14 時より(30 分程度) 参加費:無料(要入館料)

場所:企画展示館

*各イベントは、新型コロナウイルス感染拡大に伴い予定が変更になる可能性がございます。予めご了承ください。

イベントについてのお問い合わせは笠間日動美術館へ
TEL:0296-72-2160 FAX:0296-72-5655
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